情報共有

【learningBOX(ラーニングボックス)】誰でも簡単にWeb学習環境の構築を実現する学習管理システム

自社の売上増加や利益拡大を図る上で、従業員のスキルアップは必要不可欠です。人材教育を疎かにしておくと、重要な業務や知識やノウハウを持った人物が集中してしまい、その担当者が離職した際、社内に理解している人材がいなくなり大きな損失にもつながりかねません。企業力の向上のためにも、社員一人ひとりの教育が求められています。

とはいえ、いざ研修を行おうと思っても、教材の準備や講師の斡旋、従業員の理解度チェックやアフターフォローなど、手をつけなければならない項目が多く、中途半端に終わる企業も少なくありません。

そこで昨今注目を集めている研修手法が、eラーニングシステムです。様々な知識やスキル向上に関する研修が、オンラインで学習できるため、テレワークが一般的になる昨今において多くの企業で導入されてきています。

learningBOX(ラーニングボックス)は、このような流れの中で多くの企業で導入されているeラーニングシステムです。専用のフォームに入力するだけで各種研修に応じたテスト問題が簡単に作成でき、企業研修だけでなく検定試験や通信教育の場でも活用されています。

今回は、誰でも簡単にWeb学習環境を構築できる学習管理システムである、learningBOXの概要から特徴、代表的な機能などを解説していきます。記事の後半では、開発元であるlearningBOX株式会社 代表取締役社長・西村 洋一郎さんにプロダクトについてインタビューした内容もご紹介します。

learningBOXとは

learningBOXは、learningBOX株式会社によって開発・提供されているeラーニングシステムです。

もともとは同会社より2011年にサービス開始された「QuizGenerator(クイズジェネレーター)」というクイズ作成ツールがもととなり、機能拡充していく中で2016年から運用を開始しています。

使いやすさと低価格にこだわっており、現在では個人塾や個人経営の飲食店などの中小企業の会社をはじめ、企業の社内研修での活用や、オンラインテスト、認定試験での活用などを中心にオーナー登録者数として17,000人(2022年7月現在)を超える方に利用いただいています。

使いやすさという点では、learningBOX内のクイズ・テスト作成フォームやExcelで誰でも簡単にeラーニングの教材を作成することが可能です。プログラミング等の知識が無くとも、直感的かつ感覚的に操作することでeラーニングの教材が作成できます。

WebクイズやWebテスト、PDF・動画の掲載、アンケートの作成など多種多様な教材に対応しており、自社の用途に応じて作成することが可能です。さらに、教材の使用目的や研修に参加するメンバーのレベルに合わせた学習コースの作成も行え、成績によって次に学ぶコンテンツを指定できるなど細かな設定もつけることができます。

もう一つの特徴は、低価格である点です。通常、企業向けのeラーニングシステムは導入コストも高額になることが多く、大企業向けの傾向が強くありました。一般的なeラーニングシステムは、ライセンスごとの月額利用料となり、1ライセンスあたり500円程度が多くなります。

これに対しlearningBOXは、100アカウントであってもスタータープラン・年間契約の場合、33,000円/年で利用可能です。月額利用料としては2,750円となり、1アカウントあたりでは27.5円となります。クイズ出題システムに管理機能を追加し、単純・簡素なeラーニングシステムとしたことで、今までコスト面で導入に踏み切れなかった企業にも手軽に活用頂ける価格帯となっています。

 

 learningBOXの特徴・料金

続いて、learningBOXの特徴や料金について紹介していきます。

 

専門知識が無くとも簡単にeラーニングを活用可能

learningBOXでは、操作性に優れたインターフェースで、直感的かつ感覚的に操作するだけで誰でも簡単に教材を作成することが可能です。問題形式も選択式から○×式や記述式、穴埋め式など10種類以上用意されており、オプションも豊富にあります。教材も、PDFやレポート、動画をもとに幅広い形式で作成できるため、テストや繰り返し学習などに活用することが可能です。

さらに、研修後やテスト実施後には認定証や成績表をスコアに応じて配布することもできます。この認定証や成績表は受講者の研修結果として保存できるため、研修に取り組む意欲を高め、効果的な知識やスキル向上につなげることが期待できます。

 

受講者の学習状況に応じて教材に細かな設定をつけることが可能

learningBOXでは、作成した教材に対して受講者の学習状況に応じた設定を追加で付与することができます

「連動型コンテンツ」では、特定の教材に成績条件を設定し、その条件を満たした受講者だけに別の教材を表示させることも可能です。学習者がテストで合格できなかった場合に追試用のテストを受講させることができるなど、成績条件の設定次第で、コンテンツを臨機応変に表示することができます。

 

learningBOXの料金プラン

次に、learningBOXの料金プランについて紹介していきます。learningBOXは、概要でもふれたように他サービスに比べ手の届きやすい価格帯でeラーニングシステムを活用することができます。料金プランの一例は以下となります。

learningBOXでは、目的や用途に応じて様々なプランが用意されていますので、自社のニーズにあわせて選択することが可能です。さらに、年間契約で申し込めば月額契約に比べ費用を大幅に削減できるため、中長期的な視点で導入を検討すると効果的です。

 ※「1教材あたりの上限」について、一部表記の制限容量より低い教材タイプがございます。詳細はこちらをご参照ください。

 

 learningBOXの代表的な機能一覧

続いて、learningBOXの代表的な機能について紹介していきます。learningBOXでは、教材やテストを作成する管理者側と、受講者側の双方にとって効果的な機能が多数搭載されています。それぞれの目線にて代表的な機能を紹介していきます。

 

管理者側からみるlearningBOXの代表的な機能

コンテンツ管理では、教材や問題の作成から受講者への配布設定を細かく設定することが可能です。特徴でもふれた研修・学習の順番も、直感的かつ感覚的に設定することができます。

また、ユーザー管理では研修を受講する対象者の追加・編集・削除などを行うことが可能です。ユーザーはグループ設定できるため、大人数でも効率的に管理することができます。

研修を実施したユーザーの成績も、個別に確認することができます。テストの総得点だけでなく設問ごとの正答率も表やグラフとともに確認できるため、受講者の研修・学習進捗や理解度なども可視化することが可能です。

さらに、learningBOXは多言語にも対応しています。ユーザーごとに表示言語が、日本語か英語から選択することが可能です。機能は日本語版そのままに、英語表示での操作・メッセージの送信することも可能です。

昨今、外国人従業員が増加した背景もあり、外国人向けに英語を中心とした研修や教育を求める企業も少なくありません。learningBOXでは英語版のマニュアルも用意されているため、外国人向けにも展開可能です。

その他、EC特別ライセンスを申し込んでおけば、作成した教材や問題を外部に販売することも可能です。

 

受講者側からみるlearningBOXの代表的な機能

一方で、受講者側もlearningBOXでは効率的に研修・学習につなげることが可能です。

操作性にも優れ分かりやすいインターフェースのlearningBOXでは、小学生から大人までITリテラシーが高くなくてもスムーズに活用することができます。学習した研修やテストの結果などは成績管理のカルテ機能から客観的に分析することも可能です。

成績は、期間やグループ、学習状況などの条件で絞り込んで表示させることが出来るため、学習状況がすぐにわかります。また、気に入った教材・もう一度学習したい教材はお気に入り登録ができます。お気に入り登録すると、登録した教材がまとめて表示されるので、すぐに教材の学習に取り組むことが可能です。

さらに、learningBOXはマルチデバイスに対応しています。テレワークの普及に伴い、在宅で研修を受けるケースも少なくありません。このような場合にもPCだけでなくスマートフォンやタブレットから受講できるため、場所を問わずいつでも研修・学習につなげることが可能です。

その他、learningBOXではメッセージボックスが用意されており、研修担当者や講師などと受講者が直接コミュニケーションを取ることができます。間違えた問題や気になる点などに対してすぐに疑問を投げかけることができるため、問題を先送りにすることなく効果的な研修・学習につなげることが可能です。

この記事のプロダクトについて、もっと知りたい方はこちら

 

 

【開発会社インタビュー】learningBOX株式会社 代表取締役社長・西村 洋一郎さん

西村 洋一郎(にしむら よういちろう)/代表取締役社長

慶応義塾大学在籍中から卒業後も一貫してソフトウェア工学、それもeラーニングのシステム開発に携わってきたエンジニアです。eラーニングコンソーシアムにLMS(LearningManegementSystem)として登録されている複数のシステム開発を手がけました。又、競技プログラミング(Atcoder)が好きで、php分野においては、現在でも世界トップクラスを維持しています。2012年7月に独立し、地元である兵庫県たつの市で株式会社龍野情報システム(現:learningBOX株式会社)を設立起業、現在に至る。

累計登録者数1万7000名、総ユーザー23万名を突破するサービス(2022年7月現在)

learningBOX株式会社はどのような会社でしょうか。
learningBOX株式会社は2022年で法人設立10周年を迎えたEdTechスタートアップです。

兵庫県南西部ののどかな町に本社を置いており、70名ほどいる従業員のほとんどが本社に勤務しています。

2022年7月1日付で社名をサービス名と統一する形で株式会社龍野情報システムからlearningBOX株式会社に変更し、新たなスタートを切ったばかりです。

「EdTechのチカラで、世界を変える」という企業理念のもと、クラウド型eラーニングシステムの「learningBOX」と無料Webクイズ作成ツール「QuizGenerator」のサービス提供をメインの事業としています。

おかげさまでlearningBOX は累計登録者数が1万7000名、総ユーザーは23万名(2022年7月現在)を突破するサービスに成長し、多くのお客様にご愛用いただいています。

コンセプトは「低価格で使いやすい」

「learningBOX」を開発された経緯についてお聞かせいただけますか?
learningBOXの始まりは現在も無料で提供しているWebクイズ作成ツールの「QuizGenerator」です。

多くのeラーニング開発に携わり、キャリアを積んできましたが、創業当初はeラーニングシステムをメイン事業とはしておらず、地元企業や通信学校の請負開発をしていました。

そんな中、QuizGeneratorは誰でも自由にWebクイズを作成できるようになってほしいという思いから、半ば趣味で開発し、完全商用無料で公開していました。

本業ではなかったQuizGeneratorですが、ネットの口コミで広まり本業の請負開発をしのぐ数の問い合わせをいただくようになりました。

そのほとんどが中小企業のオーナーや個人塾の先生で「使いやすい」という感謝のメッセージとともに、成績保存や受講生管理もしたいという要望を受けたのがlearningBOX開発のきっかけです。

当時、eラーニングシステムは新しい技術ではなかったのですが、従来のeラーニングシステムは価格が高く、操作も難しいということで大企業向けにサービスが提供されていて、専任のIT担当者を持たない中小企業の方々には手が届いていないという現実がありました。

そこで、QuizGeneratorをベースに「低価格で使いやすい」をコンセプトに誰でも手が届く価格のクラウドサーバーを活用したeラーニングシステムの開発に着手し、2016年にlearningBOXとしてリリースしています。

誰でも手軽にクイズ問題を作成が可能!無料の商用利用もOK

「learningBOX」の概要と特徴を教えてください。
learningBOXは教材の作成、メンバーの管理、成績の保存・閲覧ができる学習管理システムです。企業の社内研修や検定試験、学校の授業や試験対策等にご活用いただいています。
択一問題や〇×問題など13種類の出題形式があり、問題はクイズ・テスト作成フォームやExcel、テキストで容易に作成することができます。画像や音声・動画等のメディアも問題文や選択肢、解説に組み込むことができ、SCORM規格にも対応しています。

また、お客さまの声を聞いてさまざまな機能の追加や改修などのバージョンアップを定期的に実施しており、より使いやすいシステムになるよう日々製品開発活動を行っています。

本格的な学習コンテンツが制作可能!業界相場よりも低価格を実現

ありがとうございます。続いて、「learningBOX」の強みについてもお聞かせください。
learningBOXの強みとしては以下になります。

・業界相場よりも低価格
・直感的に操作ができるシステム
・自分で本格的な学習コンテンツを制作ができる

learningBOXは低価格で使いやすいをコンセプトとしており、100名の利用でも年間33,000円からという価格で提供しています。フリープランは10名までであれば、ほぼ全ての機能を期間無制限で利用が可能です。

learningBOXは手軽に本格的な学習コンテンツを制作できることを強みとしており、企業内の独自研修や、検定試験学校の独自の教育カリキュラムをeラーニング教材にして提供したいというニーズにマッチしたサービスです。

企業団体の社内研修、通信教育、検定試験、学校など幅広く利用可能

「learningBOX」をどんな方におすすめしたいですか?
learningBOXはユーザー自身が自分で学習コンテンツを制作して受講者に受けさせるということに特化しているシステムのため、ターゲットは非常に広いです。ターゲットとして捉えているのは企業団体の社内研修、通信教育、検定試験、学校、自治体などです。

元々従来型のeラーニングシステムに手が届かなかった中小企業向けにスタートさせたサービスでしたが、現在は多くの大企業様にも導入してもらっています。

learningBOXで内製教材を作成し効果的な管理を目指す

今後の展望についてお聞かせください。
eラーニングシステムとして必要となる基本的な機能は既にありますが、今後はより一層使い勝手の良いシステムUIに磨きをかけていきたいなと、学習者がより能動的に学べるアクティブラーニングの機能やゲーミフィケーションの要素を詰めていきたいと考えています。

また、コンテンツを持たない箱としてのeラーニングシステムでしたが、10周年を機に、今年からビジネススキルやコンプライアンスなど既成の研修コンテンツを簡単に追加できるlearningBOX ONを開始しています。

内製教材を制作したいというニーズに応えるシステムとして評価をいただいてきましたが、研修構築にあたっては、内製教材と外部教材を効果的に組み合わせて一括管理したいというニーズが高いのも事実です。

それらを実現するためのコンテンツを追加予定です。

価格と機能性に自信!本気で世界を目指すEdTechスタートアップ

それでは最後に、 learningBOXをご検討の皆様へ、メッセージをお願いします。
learningBOXは低価格で使いやすいというコンセプトで提供しているクラウド型eラーニングシステムです。

専門的なIT知識がなくても自社のニーズに合った独自の内製教材を手軽に作成することができます。

価格と機能性には自信がありますので、お気軽に、弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。また、弊社はlearningBOX株式会社と社名変更を機に積極的に販売事業パートナー様を募集しています。

本気で世界を目指している一風変わったEdTechスタートアップです。当社やサービスを少しでも面白いなと感じていただけましたら、ぜひ一度、ご協業の相談をさせていただければ幸いです。

この記事のプロダクトについて、もっと知りたい方はこちら

 

この記事を書いた人

Tina

Tina

1990年生まれ、東京都在住のライター。 マーケティングオートメーションやSEO対策に関する記事を中心に幅広い分野の執筆を行う。 英語を得意としており、自身が運営するWebサイトでは英語学習に関する情報発信をしている。これまで10,000本以上を執筆。 現在はUP STORY編集部にてライター・編集に従事。

この記事をシェアする

  • faceook
  • twitter
  • line
  • hatebu
  • pocket

RELATED 関連記事

カテゴリー

「マーケティング」カテゴリー記事

【ランサーズ】地域経済の活性化を図る地方創生・DX人…

【知っておきたい】ウェビナーの基礎!特徴やメリットな…

【CSブートキャンプ】食品ロスを削減!早期に業務設計…

【Synergy!】顧客満足度90%!ユーザーのCR…

【ネクストSFA】Webマーケティング&セールステッ…

「営業・セールス」カテゴリー記事

【OPTIO(オプティオ)】サイトへ「なんとなく」来…

【MA担当必読】おすすめのマーケティングオートメーシ…

【Data Union(CDP)】多種多様な顧客デー…

【Cross Talk】直感的な操作と費用対効果の高…

【SELF for EC】商品解析&提案の自動化でC…

CONTACT

マーケティング、資金調達、ツール選定などのご相談のほか、本メディアへの感想やご意見は以下よりお申し込みください。

    氏名*
    会社名
    メールアドレス*
    日中ご連絡可能な電話番号
    お問い合わせ内容*