情報共有

TAGS(タッグス)とは?特徴や機能を徹底解説

鈴与シンワート社によって提供されているTAGS(タッグス)は、セキュリティ面に強いビジネスチャットツールとして注目を集めています。

とはいえ、「TAGSって何?」「具体的にどんな事ができるの?」「どんな特徴や機能があるのか分からない」などと悩まれる担当者はまだまだ多くいます。

そこで今回は、テレワーク(リモートワーク)の中でも高いセキュリティを維持した形で運用できるTAGSの特徴などについてポイントを中心に紹介していきます。

 

TAGSとは

TAGSは、鈴与シンワート株式会社によって提供されている、セキュリティレベルの高い法人向けビジネスチャットツールです。

専用アプリをインストールするだけで、誰でも簡単に且つスピーディーに導入することが可能。スマートフォンやタブレットなど、マルチデバイスにも対応しているため、外出先や出張、昨今のテレワーク(リモートワーク)の環境下においても場所を問わず活用することができます。

シンプルなデザインと専用管理コンソールを活用しているため、操作性や管理面でも扱いやすい特徴があります。新規のユーザー登録や削除、利用時のポリシー設定などもブラウザ上で自由にカスタマイズできるため、手軽に自社の顧客に向けたオンライン窓口としての活用や、従業員のコミュニケーションツールとして活用することが可能になります。


導入費用も初期費用0円、1ユーザーのIDあたり月額180円からとなるため、他社のビジネスチャットツールに比べて非常に低価格で運用することができます。さらに、安いだけでなくセキュリティ対策も十分考慮されているため、社外からでも安心して活用することが可能です。

 

TAGSの導入が求められる背景

近年の働き方改革や新型コロナウイルスの影響もあり、多くの企業でテレワーク(リモートワーク)が推奨されつつあります。在宅や喫茶店、サテライトオフィスなどからの遠隔によるビジネスが中心になると、企業としていかに社員間のコミュニケーションを円滑に進めるかが重要になります。

従来の情報共有における手法としては、口頭での伝達や掲示板、回覧板、メールなどの活用が一般的ですが、テレワーク(リモートワーク)の中では限界もあります。また、且つ伝達ミスや共有が上手くいかずトラブルの元となるケースも多くなる傾向もあります。

環境の変化がある中であっても、報告・連絡・相談が欠かせないビジネスシーンでは、いかに情報共有をスムーズに行うかが課題となっています。

このような社員間のコミュニケーションを円滑に行い、スピーディーな業務遂行につなげる上で注目されているツールが、ビジネスチャットツールです。TAGSは、その中でもセキュリティに特化した法人向けのビジネスチャットとして注目を集めています。

ビジネスチャットツールの中では比較的安価なTAGSでは、安価ながらもビジネスシーンに特化した様々な機能が多く搭載されています。そのため、中小企業を中心に価格的にもセキュリティ的にも安心して導入できるビジネスチャットツールとして人気が高まっています。

 

TAGSの4つの特徴

ここまでビジネスチャットツールの概要やメリットについて紹介してきましたが、ではTAGSでは具体的にどういった特徴があるのか、続いてはTAGSの概要についても紹介していきます。TAGSは、場所や時間を選ばず、いつでもどこでも簡単にコミュケーションを取ることが可能なツールとなります。主な特徴としては以下のような項目が挙げられます。

①高いセキュリティ対策

クラウド型のビジネスチャットツールにおいて、一番重要な機能がセキュリティ対策です。社内外でのコミュニケーションを行う中で、個人情報や機密事項が含まれることは多々あります。

ビジネスチャットツールでは、これらの情報をチャット内の投稿だけでなく、テキストや画像、動画ファイルを添付して共有する機会も多くなります。そのため、万が一にでも情報が漏えいされてしまった場合、大きな損害だけでなく企業の信用問題にも関わってきます。

その点、TAGSでは金融機関でも認められた高いセキュリティ対策が備わっています。ビジネスチャットツールでは一般的なDBの暗号化や通信の暗号化だけでなく、クライアント端末のキャッシュも暗号化する三段階暗号化でサービスを提供しているため、クラウド型でも安心して活用することが可能です。

また、TAGS ではクラウドセキュリティ認証の国際規格であるISO/IEC27017、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO/IEC27001、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001も取得しています。大手新聞社や銀行にも認められた万全のセキュリティ対策でありながら、低コストで活用できる点は大きな特徴の一つです。

 

②ユーザビリティに特化したインターフェース

TAGSでは、個別チャットによるやり取りはもちろんのこと、複数人によるグループでのコミュニケーションも可能です。多くのビジネスチャットツールでも搭載されている既読機能やファイル添付など、多彩な機能を搭載していますが、それらをツール初心者の方でも簡単に使えるよう操作性にも優れたインターフェースとなっています。

ビジネスチャットツールは、社員以外にもパートやアルバイトが利用するケースも少なくありません。このような場合、いかに豊富な機能があったとしても使いこなせなければ意味が無くなります。TAGSでは導入後の負担も最小限に、誰でもすぐに使える点も特徴の一つです。

 

③便利なボット連携機能

②で紹介したように、操作性に優れたTAGSですが、更にボットと連携させることでビジネスチャットツールを更に効率化することも可能です。スケジュールやメールなど、他のツールとチャットボットによって連携させることで、TAGSに話しかけるだけで簡単に情報収集や業務に活用することができます。

複数のシステムやアプリを導入していると、必要なタイミングでそれぞれのシステムやアプリと行き来することになり、業務工数が増加する傾向にあります。その点、TAGSでは一元管理することでスピーディーに情報取得や業務につなげることができるため、工数を大幅に削減することが可能です。

他のツールとの連携では、主に以下のような相乗効果につなげることが可能です。

・Dropboxとの連携
ビジネスにおける各種申請書式をDropboxから簡単に取り出すことが可能です。例えば、交通費などとキーワードを送信するだけで、TAGSのボットがDropbox内のファイルを検索し、対象ファイルを添付返信することができます。

・POWER EGGとの連携
外出先や在宅からPOWER EGGと連携し、TAGSのボットにメッセージを送信するだけで、自身のスケジュールを取得し、チャット内で返答することも可能です。更に、プッシュ機能を活用すればリマインダー通知を行うこともできます。

・Active Mailとの連携
同様に、TAGSにメッセージを送信するだけで、未読メールのチェックや内容を確認することも可能です。こちらもプッシュ機能を活用することで新着メールや未読メール数のチェックを行うこともできます。

・勤怠管理との連携
自社の出勤時や退勤時に、それぞれTAGS宛にメッセージを送信するだけで出退勤の打刻を行うことが可能です。毎日使うチャットを活用して打刻漏れを防ぐことにもつながります。

・AzureAD連携
AzureAD(Azure Active Directory)とは、Microsoft社が提供しているクラウドサービスのひとつで、様々な認証サービスを提供しています。増え続けるツールやシステムに伴い、認証時のIDを管理する方法のとして、TAGSではAzureAD連携の構築も可能です。

 

④業界最安値クラスの料金設定

TAGSは、1ユーザーあたり月額180円から利用することが可能です。最低30ユーザー以上から購入可能となりますが、初期費用は無料のため、業界最安値クラスの料金設定となります。

また、無料トライアルも用意されていますので、インターフェースや操作性など、一度導入して見た上で検討することも可能です。

 

導入をおすすめする企業とは?

TAGSは、特徴でもふれたようにセキュリティレベルの高い法人向けビジネスチャットツールとなります。アプリをインストールして設定をするだけで、スピーディーに導入することが可能です。また、マルチデバイス対応で、テレワークや出張先など、いつでもどこでも利用することができます。

シンプルなデザインと専用管理コンソールが用意されているため、比較的ITリテラシーが無くても簡単に操作・管理することが期待できます。

そのため、中小企業や小規模の企業などを中心に、まずはビジネスチャットツールを試しに導入したいような企業で多く活用されています。30ユーザーから利用できる料金設定のため、セキュリティ面を意識するものの安価にビジネスチャットツールを活用したい企業に特に好まれています。

また、TAGSを社員同士のコミュニケーション活性化だけでなく、メンタルケア対策に活用するケースも多くあります。セキュリティ面の強みを活かし、従業員と人事や総務、社内のカウンセラーなどとのオンライン窓口として活用する企業も増えてきています。

 

まとめ

TAGSは、主にセキュリティ面とツール連携に特化したビジネスチャットツールです。

ビジネスチャットツールは、社内外でのコミュニケーションを円滑に行い、生産性の向上、ひいては売上向上や利益拡大につなげるためのツールとなりますが、一方でクラウド型である以上セキュリティ面での不安がつきまといます。

その点、高いセキュリティ対策を講じるTAGSであれば、情報漏えいなどのリスクを軽減した形で運用することも期待されています。

今回紹介した内容も参考に、TAGSを上手く活用し、効率的なビジネスにつなげていきましょう。

この記事を書いた人

Tina

Tina

1990年生まれ、東京都在住のライター。 マーケティングオートメーションやSEO対策に関する記事を中心に幅広い分野の執筆を行う。 英語を得意としており、自身が運営するWebサイトでは英語学習に関する情報発信をしている。これまで10,000本以上を執筆。 現在はUP STORY編集部にてライター・編集に従事。

この記事をシェアする

  • faceook
  • twitter
  • line
  • hatebu
  • pocket

RELATED 関連記事

カテゴリー

「マーケティング」カテゴリー記事

【ランサーズ】地域経済の活性化を図る地方創生・DX人…

【知っておきたい】ウェビナーの基礎!特徴やメリットな…

【CSブートキャンプ】食品ロスを削減!早期に業務設計…

【Synergy!】顧客満足度90%!ユーザーのCR…

【ネクストSFA】Webマーケティング&セールステッ…

「営業・セールス」カテゴリー記事

【OPTIO(オプティオ)】サイトへ「なんとなく」来…

【MA担当必読】おすすめのマーケティングオートメーシ…

【Data Union(CDP)】多種多様な顧客デー…

【Cross Talk】直感的な操作と費用対効果の高…

【SELF for EC】商品解析&提案の自動化でC…

CONTACT

マーケティング、資金調達、ツール選定などのご相談のほか、本メディアへの感想やご意見は以下よりお申し込みください。

    氏名*
    会社名
    メールアドレス*
    日中ご連絡可能な電話番号
    お問い合わせ内容*