新型コロナウイルスの影響もあり、近年ではECサイトの需要が非常に高まっています。時間や場所を問わずいつでも営業ができる、販売員不要なため人件費削減ができるなどといったメリットがあり、多くの方が活用しています。
そんな中、注目を集めているのがSELF株式会社が提供する「SELF for EC(旧サービス名:SELF LINK)」。
SELF for ECは、豊富な商品知識を持った販売員のような対応・提案をおこなう接客AIです。
ECサイトの全商品の特徴や、来訪ユーザー全体の行動傾向を自動で解析・把握しており、ユーザーからは主に会話によりニーズや目的をヒアリングします。全商品の特徴を捉えているため、商品カテゴリにとらわれずに、一人ひとりのニーズに対して、最適な商品提案を行うことができます。
それによりユーザーは何を買うべきか、また買うにあたっての根拠がわかるため、ユーザーは「迷いがなく、気づきのある」購買体験が得られます。
今回は、SELF for ECをリリースされたSELF株式会社の取締役COOである中路慶吾さんにサービスについてお話を伺いました。
目次
[はじめに]SELF for ECの3つの強みについて
ECの効率化を実現した接客ツールであるSELF for ECですが、どのように課題をサポートしてくれるのか、その特徴について見てみましょう。
ニーズを確実に捉え、CV率・客単価向上に貢献
顧客のサイト内行動、会話で得られる目的やニーズ、EC全体の商品閲覧や購買行動を総合的に分析し、個別最適化することで、コンバージョン行動に繋げます。
また、顧客の目的やニーズに合わせた商品提案によるアップセル・クロスセルが発生し、客単価の向上にも貢献します。
パーソナライズされた接客で、LTV向上に貢献
その場限りの接客ではなく、サイトを訪問したユーザーの特徴を記憶・蓄積し、再訪問時にスムーズな接客を行うことが可能です。また、ユーザーの購買行動を継続的にサポートすることにより、ユーザーからサービスへの信頼を獲得し、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上に貢献します。
システム開発不要!即時的な導入が可能
必要なのは「スクリプトタグをサイトに埋め込む作業のみ」。導入するサイト側の改修や追加のシステム開発などは不要です。また、リリース後の運用においても、導入企業の人的リソースが運用作業に割かれることはありません。
※追加の開発により購買履歴、ユーザーIDを連携活用することも可能です。
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【開発会社インタビュー】SELF株式会社 取締役COO 中路慶吾さん
<プロフィール>
京都府出身。同志社大学卒業後、サントリー社内ベンチャー(当時)の(株)ミュープランニングアンドオペレーターズで商業施設や店舗のトータルプロデュースに関わり、2011年に独立。2014年に代表の生見とともにSELFを創業。生見が掲げる”ユーザー理解と情報の個別最適化”を軸としたコミュニケーションAI構想に共感し、創業時より資金調達やセールスなどビジネス面の渉外全般を担当し、現在に至る。