少子高齢化問題など様々な要因によって、あらゆる業界によって人手不足が深刻化しています。従業員が減少することで業務過多が促進され、さらに従業員の定着率が落ちるといった悪循環を解消するためには、社内外の業務を効率よく進めていく必要があります。
諸企業が課題としている効率性アップを実現するのが、テキストや音声を認識して自動で会話を行うAI会話プラットフォーム「CAIWA Service Viii」です。
「CAIWA Service Viii」は、近年注目を集めているチャットボットを開発・運用するためのシステムで、社内ヘルプやWebサイトFAQなどにおいて大きな役割を果たします。
今回は「CAIWA」をリリースしている株式会社イクシーズラボ 事業推進部に所属されている飯沼成史さんに開発の経緯や「CAIWA」の特徴などについてお話を伺いました。
目次
社内外の業務効率化を実現させる「CAIWA Service Viii」とは?3つの特徴を解説
「CAIWA Service Viii」は、AIチャットボットを簡単に構築・運用するためのプラットフォームです。クラウド型・オンプレミス型の双方に対応しているため、各企業の導入目的によってシステム形態を選んで運用可能である点が魅力のシステムです。
多くの導入メリットを持っている「CAIWA Service Viii」ですが、特に下記3点の特徴を紹介していきます。
- 高い言語認識制度
- 構築とメンテンナンスが容易
- 長年にわたる実績に基づいて開発
それでは、一つひとつ解説をしていきましょう。
高い言語認識精度
「CAIWA Service Viii」の最も大きな特徴は、言語認識精度が非常に高い点にあります。株式会社イクシーズラボが長年に渡って重ねてきた研究と蓄積されたログがベースとなっており、体系化された知識DBが搭載されています。
これにより、利用者が入力した文章に最も意味が近い内容を知識DBから探し出し、聞かれている点を即座に導き出す機能が実現されています。例えば「急にメールが送信できなくなって困ってます」との問いがあれば、”送信できない”と”送れない”をすぐに関連付け、「この人(利用者)はメールが送れない状態にある」と認識するのです。認識精度が高いため、利用者に対して正確な回答をすぐに返せるシステムが「CAIWA」なのです。
構築とメンテンナンスが容易
「CAIWA Service Viii」は、構築やテスト、メンテンナンス、UI作成、効果測定をワンストップで行うイクシーズラボ独自システム「CAIWA ROBOT MANAGER」によって運用されています。「CAIWA ROBOT MANAGER」によって短時間で正答率90%以上のシステムが構築されるため、一刻も早くチャットボットを使いたいとのニーズにもしっかり応えることが可能です。
また、ユーザーからの質問を都度解析してデータに反映させるメンテナンス機能も備わっているため、運用面においても面倒な手間をかける必要がありません。正誤判定やデータの追加も「CAIWA」に任せましょう。
長年にわたる実績に基づいて開発
「CAIWA Service Viii」の開発は2001年から始まっており、取り組みの歴史は20年以上にも及びます。まだ国内で「チャットボット」という言葉が広まる遥か前から開発を続けているため、そのノウハウと実績や国内でも有数のものです。
これまでの導入実績は100社を超えており、JR東日本やローソン、大分県など様々な企業や自治体から採用をされています。サポート体制も万全に整っているため、安心して導入検討ができるでしょう。
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【開発会社インタビュー】株式会社イクシーズラボ 飯沼成史さん
<プロフィール>
大学卒業後、WEB制作会社にてWEBデザイン・ディレクション業務を担当。その後、インターネット広告会社に転職しCGM向け広告管理プラットフォーム事業などの新規事業開発を担当。2008年にイクシーズラボの前身に当たる会社に入社し当初は、AI製品の事業開発、商品企画・開発を担当し事業を軌道に乗せたのち、2017年にイクシーズラボが設立されてからは、同社にて販促・宣伝を担当している。