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【formrun】30秒でフォームを作成しつつ管理も楽々! フォームにまつわる業務の効率化を実現

様々な業務においてスピード感が求められている現代ですが、顧客からの問い合わせに対して迅速に応える必要性も年々増しています。いかにして顧客満足度を高めていくのかとの課題は多くの企業が抱えているでしょう。

そのなかで「サイトに問い合わせ窓口を設置したいけど、その時間とリソースが足りない」との悩みに対応したフォーム管理作成ツール「formrun」を、株式会社ベーシックはリリースしています。同社のPLG事業部・元田 宇亮さんに、開発の経緯や「formrun」の特徴などについてお話を伺いました。

簡単にフォーム作成と顧客管理ができる「formrun」とは?3つの特徴を解説

formrunは、フォーム作成からフォームに入力された顧客情報の管理までを一元化したツールです。

デザイン性の高いフォームをノーコードで簡単に作成でき、顧客情報をステータス毎にチームで管理できる機能などによって、各種業務の効率化を実現しています。

 多くの導入メリットを持っている「formrun」ですが、特に下記3点の特徴を紹介していきます。

  • 問い合わせ対応の効率化を実現
  • フォーム作成時間を大幅に削減
  • 各種データと連携し顧客管理を楽々に

 それでは、一つひとつ解説をしていきましょう。

 

問い合わせ対応の効率化を実現

formrunを導入することによって、問い合わせ対応をよりスムーズに進められます。

いただいた問い合わせを「未対応」「対応中」などステータス別に管理できる機能に加え、問い合わせを参照しながらメールを送受信できる機能など、問い合わせ対応に必要な機能がformrunに集約されているため、複数のシステムを併用する必要なく、チームで効率的に顧客管理を行うことが可能です。

 

フォーム作成時間を大幅に削減

formrun には「お問い合わせ」「申し込み」「アンケート」など40種類以上のテンプレートが組み込まれており、この中から用途にあったテンプレートを選び、ドラッグ&ドロップやクリック操作、テキスト入力だけで簡単にフォームを作成できるため、専門知識は不要です。

「なかなかフォーム作りに手が回らない」という担当者様でもスムーズにフォームを完成させられる点が魅力です。

 

 各種データと連携し顧客管理を楽々に

アンケートやお問い合わせ、カスタマーサポートなど様々な用途によってフォームに送信されたデータは、GoogleスプレッドシートやSalesforceに出力可能です。

外部プラットフォームに落とし込むことによって、データ分析や顧客管理、メールマーケティングなど各業務の効率化が図れます。

この記事のプロダクトについて、もっと知りたい方はこちら

 

 

【開発会社インタビュー】株式会社ベーシック PLG事業部 元田 宇亮さん

<プロフィール>
株式会社ベーシック PLG事業部 元田 宇亮さん
大学では金融や会計など、幅広い分野の知識習得に注力。卒業後は大手証券会社に就職し、投資銀行部門で、企業のIPOを含む資金調達やM&A支援などに取り組む。約3年勤務後、クラウドファンディングサービスの会社に転職し、経営メンバーの一人として事業拡大に尽力。その後、新たなチャレンジの場を求め2021年にベーシックに入社。

会社概要と設立の経緯について

はじめに、自己紹介をお願いします。
株式会社ベーシックのPLG事業部で事業企画部長をしております元田と申します。

新卒で証券会社に入り、そこで投資銀行部門という主に上場企業や上場を目指される企業の方に対して、上場準備や資金調達、M&Aのお手伝いをする部署で働いていました。その後に、クラウドファンディングサービスを提供しているベンチャー企業で約5年半、CFOとして事業と組織作りをしていました。

5年半ほど勤めて会社も一定程度の規模になり、自分自身コーポレートサイドではなく事業サイドに軸足を移した上で、もう一段組織を大きくしていく経験を積んでみたいとの思いがずっとありました。弊社CSOである佐々木と元々知り合いというきっかけもあり、1年前にベーシックに移りまして、今はPLG事業であるformrunを担当しているという形になります。

(※)PLG・・・「Product-Led Growth」の略。「製品主導の成長」のことであり、製品が直接顧客に価値を伝えて購入を促す戦略。
会社の概要についてご紹介をお願いします。
株式会社ベーシックは「社会のあらゆる課題を解決する」という企業理念の元に、Webマーケティングの大衆化というミッションに向けて3つの事業を展開しています。

一つがオールインワン型BtoBマーケティングのツールのferret One。一つが国内の有料フォームツールサービスの導入数においてナンバーワンのフォーム作成管理ツールであるformrun。最後の一つが、国内最大級のWebマーケティングメディアであるferret。こちらの3つを事業運営している会社です。
「formrun」の開発の経緯を教えてください。
formrunは、実はベーシックが最初に開発したプロダクトではなく、元々は別の会社様がプロダクト開発をされていました。その後に、ベーシックにジョインしていただいたところからスタートしている事業です。

フォームはあらゆるサイトの入り口となっていますが、ブランドイメージから逸脱しないデザイン性の高いフォームを作成する場合には制作コストがかかります。せっかくコストをかけてフォームを作成しても、お問い合わせが届いたことに気が付かず、対応が抜け漏れることもあるのが実情です。

formrunを通じてこれらの課題を解決することこそが「Webマーケティングの大衆化」という、私たちのミッション達成において重要だと考え、ベーシックで事業を運営することにしました。

誰でもリッチに簡単なフォームが作成可能 集計やデータ管理もスピーディーに

「formrun」の特徴や強みについて教えてください。
formrunはデザイナーさんやエンジニアさんなどいわゆる“専門人材”という方々がいらっしゃらなくても、リッチでデザイン性が高いフォームが簡単に作成できます。

それだけではなく、実際にフォームから入力された情報をそのままカードとして管理し、お客様に対してのメール返信や、対応漏れを防ぐためのステータス管理もformrun内で一元管理できます。

この2点により、フォーム作成時のコミュニケーションコストや、問い合わせ対応のために別ツールを使用するなどの管理コストを削減し、業務効率化をはかれることが特徴的で強みのプロダクトになっています。
「formrun」を提供したいターゲットについて教えてください。
いわゆるSaaSにおいてはホリゾンタルと言われる、特定の業種や規模感の方々に使っていただくというものではなく、業種業態の規模感に関わらず幅広い方々に使われるサービスになっております。

「こんなフォームを作りたい」「使っているプロダクトの中にあるフォーム部分だけでも、もっと機能性の良いものにできないか」「もっとデザイン性のあるフォームを作りたい」といった、業種業態規模に関わらず統一の課題を抱えている様々な人たちがターゲットです。
「formrun」の導入に適した具体的な課題について教えてください。
より具体的な課題感を持たれているお客様で言いますと、大きく4つに分類できるかなと思います。

1つ目は、アンケートや社内申請、何かのフォームを記入するなどの作業を紙からWebに置き換えたいというお客様。

2つ目は、社内にエンジニアやデザイナーがおらず、すでにフォームサービスを利用しているものの、フォームの用途にあった設問項目を設定をしたい、デザイン性が高く自社サイトに馴染むものを作りたいと感じているお客様。

3つ目は、社内エンジニアやデザイナーがフォーム作成・改善を行っているもののリソースが足りていないお客様。

「フォームをすぐに修正できない」「外注をするとより時間もコストもかかってしまう」といった課題を持っており、「ビジネスサイドの人達だけでもスピーディーに新規フォーム設置や、PDCAを回したい」と感じている方にぜひご利用いただきたいです。

4つ目は、フォームで回答集計だけでなく、効率的に問い合わせや申し込み者の対応を行いたいお客様です。

繰り返しになりますが、formrunは非エンジニアでも簡単にデザイン性の高いフォームを簡単に作成できることに定評があり、さらにフォーム作成から顧客管理まで一元管理できます。そのため上記4つの課題を持っているお客様にはぜひformrunを導入いただきたいです。
「formrun」を利用されたお客様からの導入後の変化について教えてください。
官公庁様や、自治体様、学校様といったWeb化が進んでない方々からは、フォームが紙がWebになり、その回答が簡単に集計もされ、CSVやGoogle スプレッドシートへの出力によりさらに詳細なデータをWeb上で管理できる状態になったことで、本当に助かっているという声をいただいています。

また、Webリテラシーが高いネット系の企業様であっても、エンジニアさんやデザイナーさんが忙しい際にビジネスサイドの方々がformrunを利用し、数分でフォームの内容を変更できるようになったことで、結果として顧客アポイント率や入力率がアップするなど、業務効率化・売り上げアップにも繋がっているというお声をいただいています。

フォーム機能の強化とフォーム外の機能拡充で更なる進化を目指す

今後の展望をお聞かせください。
プロダクトが今後進化していく方向性としては大きく2つ目指しているものがあります。

1つは、あらゆる用途において機能性もが高くデザイン性も高いフォームをデザイナーさんやエンジニアさんの力を借りずとも簡単に作成する、という観点をより洗練させていきたいと考えています。

今でも本当に簡単にデザイン性のあるものが作れる状態ではありますが、「こんなデザインに組み込めるようになればいい」「さらに複雑な条件で分岐するアンケートを取りたい」など用途ごとに突き詰めていくと、まだまだ深堀りしていける要素がたくさんあると感じています。

最近ではありがたいことに、外部のMAツールを運営する中でフォームの部分だけ課題感があるお客様を抱えている企業さんから、「formrunと連携したい」とのお声掛けを多くいただけるようになりました。

今後、外部連携を進めていく企業さんからも「やっぱりformrunと連携すると、価値最大化に繋がるよね」と言っていただけるように、フォーム部分をどんどん進化させていきます。

もう1つは、用途に応じてフォーム以外の部分の機能を深ぼっていくことです。

例えば、我々のお客様にformrunをアンケートの用途で使っていただいているお客様がいますが、そのアンケートの結果を集計・分析・過去との比較といった実際に施策に落としていくための必要な作業について、何を行っているのかをヒアリングしています。

ヒアリングを通して必要な機能を進化させていき、場合によってはformrunではない別のプロダクトをリリースした上で連携させていき、お客様の用途ごとのニーズに応えていくことを考えています。

具体的には、アンケートやイベント、営業管理、お問い合わせ、社内申請など本当にありとあらゆる人たちの課題に向き合いたいと思っています。
最後に、ターゲットとしているお客様へのメッセージをお願いします。
先ほどの話と少し重複しますが、formrunはフォームに関するあらゆる課題を解決するプロダクトであると同時に、様々な用途の方々にご活用いただけるようたくさんの機能を提供できるツールになっています。


そのため、フォームに課題を感じ我々を知っていただいた方々には、ぜひアカウント登録をしていただき、実はこんなこともできるんだよ、あんなこともできるんだよということをぜひ体感していただきたいなと思っています。

そして今後も様々な用途に対して必要な機能をどんどん追加していこうと考えているので、現時点で足りない部分がある方は、ぜひ問い合わせフォームからご要望をお寄せいただき、我々の機能のリリースを待っていただけると大変ありがたいなと思います。

この記事のプロダクトについて、もっと知りたい方はこちら

 

この記事を書いた人

Tina

Tina

1990年生まれ、東京都在住のライター。 マーケティングオートメーションやSEO対策に関する記事を中心に幅広い分野の執筆を行う。 英語を得意としており、自身が運営するWebサイトでは英語学習に関する情報発信をしている。これまで10,000本以上を執筆。 現在はUP STORY編集部にてライター・編集に従事。

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