様々な業務においてスピード感が求められている現代ですが、顧客からの問い合わせに対して迅速に応える必要性も年々増しています。いかにして顧客満足度を高めていくのかとの課題は多くの企業が抱えているでしょう。
そのなかで「サイトに問い合わせ窓口を設置したいけど、その時間とリソースが足りない」との悩みに対応したフォーム管理作成ツール「formrun」を、株式会社ベーシックはリリースしています。同社のPLG事業部・元田 宇亮さんに、開発の経緯や「formrun」の特徴などについてお話を伺いました。
目次
簡単にフォーム作成と顧客管理ができる「formrun」とは?3つの特徴を解説
formrunは、フォーム作成からフォームに入力された顧客情報の管理までを一元化したツールです。
デザイン性の高いフォームをノーコードで簡単に作成でき、顧客情報をステータス毎にチームで管理できる機能などによって、各種業務の効率化を実現しています。
多くの導入メリットを持っている「formrun」ですが、特に下記3点の特徴を紹介していきます。
- 問い合わせ対応の効率化を実現
- フォーム作成時間を大幅に削減
- 各種データと連携し顧客管理を楽々に
それでは、一つひとつ解説をしていきましょう。
問い合わせ対応の効率化を実現
formrunを導入することによって、問い合わせ対応をよりスムーズに進められます。
いただいた問い合わせを「未対応」「対応中」などステータス別に管理できる機能に加え、問い合わせを参照しながらメールを送受信できる機能など、問い合わせ対応に必要な機能がformrunに集約されているため、複数のシステムを併用する必要なく、チームで効率的に顧客管理を行うことが可能です。
フォーム作成時間を大幅に削減
formrun には「お問い合わせ」「申し込み」「アンケート」など40種類以上のテンプレートが組み込まれており、この中から用途にあったテンプレートを選び、ドラッグ&ドロップやクリック操作、テキスト入力だけで簡単にフォームを作成できるため、専門知識は不要です。
「なかなかフォーム作りに手が回らない」という担当者様でもスムーズにフォームを完成させられる点が魅力です。
各種データと連携し顧客管理を楽々に
アンケートやお問い合わせ、カスタマーサポートなど様々な用途によってフォームに送信されたデータは、GoogleスプレッドシートやSalesforceに出力可能です。
外部プラットフォームに落とし込むことによって、データ分析や顧客管理、メールマーケティングなど各業務の効率化が図れます。
この記事のプロダクトについて、もっと知りたい方はこちら
【開発会社インタビュー】株式会社ベーシック PLG事業部 元田 宇亮さん
<プロフィール>
株式会社ベーシック PLG事業部 元田 宇亮さん
大学では金融や会計など、幅広い分野の知識習得に注力。卒業後は大手証券会社に就職し、投資銀行部門で、企業のIPOを含む資金調達やM&A支援などに取り組む。約3年勤務後、クラウドファンディングサービスの会社に転職し、経営メンバーの一人として事業拡大に尽力。その後、新たなチャレンジの場を求め2021年にベーシックに入社。