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KING OF TIME(キングオブタイム)とは?概要・機能・料金を解説

近年、紙のタイムカードなどをベースにしたアナログな勤怠管理から、クラウドを活用したデジタルの勤怠管理に移行する企業が増えてきています。

これは、働き方改革や新型コロナウイルスの影響もあり、多くの企業でリモートワークが推奨される中にあって、タイムカードなどのアナログな勤怠管理では管理しきれないのが背景として考えられます。

KING OF TIME(キングオブタイム)は、パソコンとインターネット環境があれば簡単に導入・活用できるクラウド型の勤怠管理システムとして注目されています。

時間や場所を問わず、クラウド上から従業員の出退勤や残業時間などを記録することができるため、人事や総務をはじめ勤怠を管理する担当者においても負担軽減につながり且つ業務効率化も図ることが可能です。

シンプルで分かりやすいインターフェースも導入を加速化する要因の一つとも言われています。そこで今回は、KING OF TIME(キングオブタイム)の概要から、機能や特徴、メリットなどについてポイントを中心に紹介していきます。

KING OF TIME(キングオブタイム)とは?

KING OF TIME(キングオブタイム)は、2004年から株式会社ヒューマンテクノロジーズによって提供されているクラウド型の勤怠管理システムです。

従業員の出退勤や残業、有給休暇の取得など、勤怠に関する様々な情報をリアルタイムでブラウザ上に記録することができます。社員の就業規則は企業によって異なりますが、KING OF TIMEでは就業ルールに応じたカスタマイズが可能なため、業種業態問わずどのような企業であっても導入することが可能です。

打刻方法は16種類も用意されており、自社のニーズに応じて設定できます。また、個人単位や拠点、グループ単位で権限を付与することも可能なため、パートやアルバイト、支店や部署によって就業規則が変わったとしてもそれぞれ適切な設定を行うことができます。

さらに、KING OF TIMEでは勤怠管理以外にもワークフローやシフト管理、工数管理を行う機能も搭載されています。いずれもオプション費用がかからず、通常プランで活用することが可能です。

現在、KING OF TIMEはクラウド型の勤怠管理システムの中でもシェアNo.1を誇り、リモートワーク推奨の市場の流れもある中で、シンプルに勤怠管理を行いたい中小企業から、不正防止を図るとともに業務効率化にもつなげたい大企業まで26,000社以上に導入されています。

 

KING OF TIMEの費用体系とは?

KING OF TIMEの導入にあたり、初期費用は不要です。必要なのは対象月に打刻を行う人数に応じた利用料となり、その費用は1人あたり月額300円となります。

利用人数に応じて費用が決まるため、無駄なコストを抑え、最低限のコストで運用することが可能です。なお、KING OF TIMEでは導入時に別途タイムレコーダーを購入することもできます。

ただ、PCやスマートフォンなどで打刻を行う場合には、上記費用は必要ありません。その他、KING OF TIMEでは30日間の無料トライアルも用意されているため、まずは自社で展開可能か事前に試してみることも効果的です。

 

KING OF TIMEの機能

続いて、KING OF TIMEに搭載されている機能について紹介していきます。

様々な手法で打刻できるタイムレコーダー機能

KING OF TIMEでは多様なタイムレコーダーと打刻方法が用意されています。例えば、リモートワークで自宅からPCを活用する際の打刻では「MYレコーダー機能」で指定サイトからクリックするだけで打刻することが可能です。また、パスワード認証では会社の共用PCなどから打刻でき、モバイル機能ではスマートフォンやタブレットからも位置情報とあわせて打刻することが可能です。直行直帰の多い営業職や運送・配達業の担当者であれば、位置情報とあわせ打刻できるモバイル機能は業務効果化につなげることができます。その他にも、社員証をもとにした打刻や交通系ICカードと紐づけた打刻、指紋リーダー、指静脈リーダーなども用意されているため、企業の就業規則やニーズにあわせ、最適な勤怠管理を行うことができます。

勤怠管理とスケジュール・シフト管理の連携

KING OF TIMEでは、勤怠管理とあわせて従業員のスケジュールやシフトを登録することも可能です。スケジュールは従業員の用途に応じて複数作成・設定できるため、直行直帰や出張だけでなく、フレックス勤務や有給などとあわせて運用することができます。特に、営業職などにおいては、打刻なしで勤務とするみなし勤務を活用するケースも少なくありません。そのような場合であっても、当初予定していたスケジュールと実際の勤務状況を見比べ、差分を自動で集計することも可能です。

給与計算システムや労務管理システムとの連携

KING OF TIMEは、外部のシステムと連携させることも可能です。勤怠管理において、集計したデータは従業員の給料に正しく反映させなければなりません。その際、外部のシステムとの連携は必要不可欠です。KING OF TIMEではボタン一つで複雑な税金や保険料なども自動で計算されますので、業務を大幅に効率化することができます。また、企業としては従業員の勤務状況を定期的に確認することも欠かせません。その際、勤怠管理を人事管理や労務管理システムと連携させる必要もあります。この点もKING OF TIMEでは簡単に連携させ業務効率化につなげることが可能です。

勤怠状況の見える化につなげるアラート機能

KING OF TIMEでは、従業員の勤怠状況の見える化を図るため、様々なアラート機能が用意されています。近年、働き方改革や労働基準法の改定などもあり、企業として適正な労働環境が求められています。そのような中で、企業も従業員一人ひとりの勤務状況を正確に把握し、日々改善に努めなければなりません。KING OF TIMEのアラート機能では、残業時間が〇時間を超えた場合や休日出勤が〇時間を超えた場合、遅刻や欠勤が〇回あった場合などに従業員に対してアラートを出すことができれば、過度な労働を未然に防ぎ、離職防止だけでなく健全な会社運営につなげることができます。

サポートの充実

KING OF TIMEには専門のオペレーターが常時サポート体制として準備されています。今まで勤怠管理を紙ベースで行っていた場合には、いきなりのクラウド型への移行に戸惑うこともありますが、メールや電話によるサポートが無料で依頼できるため、安心して活用することが可能です。特に電話サポートの空き状況は、ホームページからリアルタイムで確認することができます。また、導入時には企業のニーズを踏まえた上で、KING OF TIMEの担当が適切な運用を提案しています。

 

こんな企業におすすめ

以下のような悩みや特性のある企業にとっては、KING OF TIMEは効果的に活用できます。

 

支店や部署、従業員の職種などが様々存在する企業

支店や部署など拠点が様々存在するような企業は、各拠点によって勤怠管理が異なるケースが一般的です。

また、正社員以外にもパートやアルバイト、契約社員など様々な職種に分かれる場合には、それぞれ勤怠管理を設定しなければならず、一元管理が難しい傾向にもあります。KING OF TIMEでは打刻方法やタイムレコーダーが様々用意されており、それらを従業員によってカスタマイズすることが可能です。

 

システムの利用に不慣れな従業員が多い企業

クラウド型の勤怠管理システムを導入したとしても、活用するのは従業員の方になります。

ITリテラシーの高い担当者であればすぐに活用できるかもしれませんが、アルバイトやパートが多い場合には、どれだけ便利な機能があったとしても、使いこなせずに終わってしまうことも少なくありません。

その点、KING OF TIMEはシンプルで分かりやすいインターフェースのため、誰でも直感的に操作するだけで打刻を行うことが可能です。近年、外国人労働者を抱える企業も増えつつありますが、KING OF TIMEでは英語対応もしており、英語のサポートも充実しているため安心して活用することができます。

 

セキュリティ対策を講じた勤怠管理を行いたい企業

クラウド型の勤怠管理システムの場合、セキュリティ対策が非常に重要になります。KING OF TIMEでは、従業員の個人情報の漏えいや不正防止を図るため、ファイアウォールやSQLインジェクション対策、クロスサイトスクリプティング対策など複数のセキュリティ対策が構築されています。

また、打刻データや登録された情報は、東京と北海道のデータセンターにリアルタイムで送信されているため、万が一災害等にて問題が発生したとしても継続して活用し続けることが可能です。このように高度なセキュリティ対策を講じることで安心して導入・活用することができます。

 

まとめ

勤怠管理は企業の就業規則によって異なります。従業員が少なかったり、職種や勤怠管理を行うにあたって想定しておく要素が少なければまだしも、パートやアルバイト、契約社員など働き方が異なる場合には、それぞれの場合に応じた勤怠管理を構築できるシステムを選定することが重要です。

KING OF TIMEでは、多くの打刻方法とタイムレコーダーから自社の要望に応じてカスタマイズすることができるため、管理者の勤怠管理業務を大幅に効率化させることが可能です。操作性や運用のしやすさから、実際に打刻を行う従業員も簡単に登録することができます。

これから勤怠管理システムの導入を検討している企業であれば、今回紹介した内容も参考に、まずはKING OF TIMEのトライアルを試してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

Tina

Tina

1990年生まれ、東京都在住のライター。 マーケティングオートメーションやSEO対策に関する記事を中心に幅広い分野の執筆を行う。 英語を得意としており、自身が運営するWebサイトでは英語学習に関する情報発信をしている。これまで10,000本以上を執筆。 現在はUP STORY編集部にてライター・編集に従事。

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