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【エリクラ】簡単な業務は近所の方にお任せ!業務効率・管理品質の向上を実現するクラウドソーシングサービス

エリクラは、簡単なお仕事を近所の方にお任せできる、お仕事マッチングサービス。

仕事を依頼したい企業にとっては、簡単な定型作業を近所の方にお願いでき、スキマ時間に働きたい方にとっては、好きな時に近所で短時間(数分〜数十分)で働ける仕事を見つけることができます。

この記事では、エリクラの特徴を解説するとともに、開発会社である株式会社リクルート・新規事業開発室 エリクラPJグループマネージャーの今里 亮介さんをインタビューした内容についてご紹介します。

エリクラの3つの特徴について

コスト効率と生産性の向上が図れるエリクラですが、どのようにカスタマーと企業の課題を解決していくのか、その特徴を見てみましょう。

 

短時間で自由度が高い

ユーザーにとっては、最短2分程度で完了できるような短時間の業務が中心なので、働く時間をより自由に選択できます。

また、企業にとっては、オンラインで近所の方に依頼できるため、突発的な案件も柔軟に解決できます。

 

作業品質が高い

カスタマー向けアプリには、お仕事のマニュアルが用意されています。専門業者目線で清掃業務ポイントが写真とともにまとめられており、誰が担当しても高品質になるよう仕組み化されています。

作業後は、写真とコメント付きの作業報告書が納品されます。異常箇所があれば、すぐに対応してくれるのもうれしいポイントです。

 

導入費不要!低コストで利用可能

定期清掃の料金相場は、1回あたり約2万円かかるといわれています。エリクラの場合、週1回×4回で月7,600円~なので非常に低価格です。

コスト削減だけではなく、業務効率の改善、安定したチェック体制の構築を実現できます。

 

この記事のプロダクトについて、もっと知りたい方はこちら

 

 

【開発会社インタビュー】株式会社リクルート 新規事業開発室 「エリクラ」プロジェクトオーナー 今里 亮介さん

<プロフィール>
テレビ局での報道の仕事を経て、2014年に旧リクルート住まいカンパニー入社。『SUUMO』の提案営業として賃貸住宅マーケットに向き合う。2017年、リクルートグループの新規事業提案制度『Ring』にエントリーした『エリクラ』でグランプリを獲得し、現在は株式会社リクルート 新規事業開発室で同サービスの事業責任者を務める。

自己紹介をお願いします。
株式会社リクルートの新規事業開発室でエリクラというサービスのプロジェクトオーナーを務めている、今里と申します。

この部署はリクルートの新規事業提案制度『Ring』というコンテストを通過した案件を中心に10〜20ほどの新規事業が所属しており、それぞれがスタートアップのような形で事業開発をしています。

産業は様々ですが、共通しているのが10年後のリクルートの柱になるような事業という点をこの事業開発室で種をまくような形でやっているのが我々の部署です。
その一つのサービスがエリクラになります。

開発のきっかけは、とある不動産会社の方との世間話

エリクラをリリースされた経緯について教えて下さい。
私は元々、リクルートの『SUUMO』という不動産ポータルサイトの広告営業をしておりました。

既存のサービスを提供するよりも、割とどちらかと言えばお客さんと新しいアイディアを練る形で営業しているシーンが非常に多いです。その中で、京都のとある不動産会社の役員の方と世間話のような流れで、「近所に住んでいる主婦の方などにアパート清掃をお願いできないか」と聞かれました。

なぜなのかと聞くと、今で言えば車は清掃員を雇って、各物件回って掃除をしているけれど、結局これには移動コストや移動している時間の時給も発生する。

ふと気づいたときに、近所でいわば空き時間のある主婦の方はたくさんいるのだから、そういう方一人一人に仕事をお願いできたら、よりコスト効率が上がるというお話をいただいたところから実はスタートしました。

ちょっとした世間話がきっかけだったのですが、そこから少しアイディアを練って、先ほど申し上げたリクルートの『Ring』に起案をし、通過して今に至るというような形になっています。
どのようなサービスを経営されているのか。また、将来的にどのようなポジショニングをとっていきたいかを教えて下さい。
フードデリバリーのギグワークのサービスだったり、飲食店や小売店のアルバイトのシフトを埋めるような似たサービスは複数、日本にも存在しているかと思います。

エリクラはいわゆる仕事の地産地消。要は近所に住んでいる人ができる形でお仕事を提供することで、利用していただいている企業様の生産性を高めるというところが最大の特徴になっています。

例えばエリクラに載っている仕事で言うと、マニュアルを読めばどなたでもできるような簡単なエントランスの掃き掃除といった業務になっているので、他のサービスと比較すると、企業様の生産性を高めるという点が一番の違いだと思っています。
エリクラのサービス名の由来を教えてください。
エリクラは「エリアクラウドソーシング」の略です。

先ほどの京都の不動産会社の方から、近所の人にやってもらえないかという話をいただいた際に、なんとなくクラウドソーシングという言葉は知っていたので、それに加えて、近所(エリア)の人だから、「エリアクラウドソーシング」という形で決まりました。

ようやく日本でもギグワークが当たり前になってきているのですが、当時でいうとUberEatsが上陸したばかりのタイミングだったので、よくエリアクラウドソーシングで、「エリクラです」という形で紹介もさせてもらっていました。
サービス概要について教えて下さい。
基本的に清掃版のUberのようなものですと紹介させていただくことが多いです。

使っていただいている企業様は今で言うと不動産会社様などが中心なのですが、いわば仕事の発生地点が分散してしまっていて、無駄な移動コストや採用コストがかかってらっしゃる企業様がメインのターゲットになっています。

その企業様がエリクラのプラットフォームに「この物件を掃除する」、「見に行く」といった仕事を掲載すると、近所に住んでいる方が手を上げるような形で応募していただきます。

そうするとその時点でマッチングが成立しますので、現地にそのまま行っていただいて、簡単なマニュアルを読んで仕事を実施する。完了したら写真を報告し、その写真を見た企業様が検収作業をすれば、報酬が確定するような形です。

いわゆるギグワーカーのマッチングサービスになっています。

「地産地消」「事前予約NG」が働くモチベーションにフィット

エリクラの特徴や独自性について教えて下さい。
エリクラの最大の特徴は、仕事の地産地消を前提にした企業様の生産性向上という点がサービスの一番の提供価値になっている点です。

仕事の発生場所が分散しているとどうしても無駄な移動コストや時給が発生してしまいます。エリクラですと、近所の方に依頼ができるので、とにかくその点を理論上カットできます。コスト効率と生産性を上げることができる点が一番の違いです。
どのような方に使っていただいていますか。
一番使っていただいているのは、エリクラが一番価値を発揮する不動産会社様です。

管理している物件・販売している物件などが1ヶ所に集中しているわけではないので、メンテナンスや各場所における煩雑な業務といったものを近隣の方に委託することでより生産性を上げることができるという意味で、その業界の方に多く使っていただけるような状態でございます。

エリクラで働いていただいているカスタマー様の特徴に関しては、基本的に主婦の方が多いです。

近所で気軽に働ける、好きな時間に働ける点もカスタマーさんに提供している価値だったりするのですが、例えばフルタイムで働いて月給10万円、20万円ぐらいは稼ぎたい方というよりも、お小遣い稼ぎのような形で自分の趣味に充てたり、子育てに使ったりなどというように、生活の足しにする形で使っていただいている主婦の方がほとんどです。
カスタマー様の中で、小さなお子様をお持ちの方が多いのでしょうか。
まさに子育て世代の方などにはよく使っていただいているケースが多いです。
エリクラを一番使っていただいている方に提供できる一番のポイントとしては、仕事にいつでも応募ができ、キャンセルもできることです。

実際に働いていただいている方にインタビューをすると、やはり決まったシフトでアルバイトをすると、どうしてもお子さんが体調悪くなってしまった際などにシフトを代わってもらわなければいけなかったりするという。

店長さんに連絡をすると、「代わりの人を自分で見つけてね」と言われるのが苦痛で、正直仕事探し自体を諦めてしまったとのこと。
そこで、エリクラというサービスを見つけてから、ここでしか働けないという声をいただくことが多いです。

なので、隙間時間で働ける点と自由度の高さにおいては、かなり良いサービスだと思っています。
自由に仕事をキャンセルできるとのことですが、仕事を発注した企業様側はどうなるのでしょうか。
そこがまさにエリクラの一番のポイントです。

企業様からすると、特定のアパートを掃除して欲しいと思った際に、この仕事に対する納期のニーズは「1週間の間のどこかで1回行ってほしい」といったものだったりします。

そうすると、例えば月曜日と設定して、この日に必ず行かなければならないというわけではなく、月曜日から日曜日の間でどなたか近隣の方で暇な時間が空いている方がいれば、ここで働いてくださいという形で募集をかけることができます。

なので、月曜日に誰かが応募したけれども、この方がどうしても行けなくなってしまったなら、キャンセルしていただいた後に別の方が火曜日に手を挙げるチャンスがあるような形になります。

もちろん、求めている納期にはお答えするのですが、その7日間というニーズの中でどれだけ近所の方にやっていただけるかを最適化していると思っています。
お客様の代表的な課題とその後の変化について教えて下さい。
一番共通しているのは、やはり生産性の向上を図りたい企業様です。特に不動産会社様が、本来集中すべき業務に集中する環境を作れているケースが多いと思っています。

東京の不動産でセカンドブリュー様という会社様があるのですが、この会社様は本来的には、不動産管理の業績を上げていくためには、管理する不動産物件の数を増やしていかなければならないのが至上命題でした。

しかし、どうしても管理を増やしていくのと並行して、各物件の現地のメンテナンス業務や何かお困りごとへの対応といった業務工数がどんどん上がっていって回りきれないという課題にぶち当たっていたんですね。

エリクラを初期から導入いただいてたのですが、管理を増やしていくと同時に、エリクラを使って現地での清掃や点検などの業務も同時に解決をしていくような形になっています。

なので、本来営業さんが集中すべき業務、管理する物件を増やしていくというところに従業員の方は集中することができて、管理戸数をもう2倍3倍ぐらいに増やしているような状態です。単に安く清掃ができるだけではなく、企業様の本質的な成長に寄与できるケースが多いです。

さらなるサービス提供エリア・仕事内容の拡大を目指す

今後の展望について教えて下さい。
エリクラの今後は、2つの段階に考えております。
まず現在の段階では、とにかく不動産物件の業務をどれだけ多く一般のカスタマーの方に提供できるかというところで、成長していきたいと思っています。

もう一つは、不動産会社様にとどまらずどこの企業様でも、仕事の発生場所が分散していて無駄な移動時間がかかってしまっていたりなど、本来集中すべき仕事に集中できていないような企業様というのは不動産会社さん以外にもたくさんありますが、そこでエリクラとしてはその企業様が抱えるお仕事をどれだけ細かく分解をできるか。

例えば、お掃除という言葉に限らず、はき掃除と拭き掃除をするなど。そうすると働く人にとっては、とてもわかりやすい形になって「この仕事なら私でもできるかも」というようにたくさんの方が応募してくれることも起こりうると思っています。

なので、エリクラとして今後産業を広げていく上では、とにかく企業様のお仕事をどれだけ見つめて、それを小さな形でカスタマーさんにもわかりやすく届けられるかが勝負になってくると思っています。
サービスをご検討されている皆様にメッセージをお願いします。
どこの企業様も様々な課題がある中で、エリクラで解決できることは2つあると思っています。
1つ目はとてもシンプルで、人手不足の解消です。人がいないというところに対して、エリクラで人を探せるので、これは一番普通の形だと思っています。

もう一つは冒頭から申し上げている、企業様の生産性の向上です。

こんな仕事をエリクラでお願いできるかな?と悩まれるケースも多いです。我々はお仕事をお伺いして、「この形であればエリクラでも集められますよ」と営業側がコンサルするような形で、ご提案することも可能です。

なので、人手不足だけではなく人はいるけれど、もっと集中してほしい業務がたくさんあると悩まれている企業様であれば、どこの会社様でもお待ちしております。
ぜひよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

Tina

Tina

1990年生まれ、東京都在住のライター。 マーケティングオートメーションやSEO対策に関する記事を中心に幅広い分野の執筆を行う。 英語を得意としており、自身が運営するWebサイトでは英語学習に関する情報発信をしている。これまで10,000本以上を執筆。 現在はUP STORY編集部にてライター・編集に従事。

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